日本呼吸器内視鏡学会

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理事会からの緊急報告 - お知らせ - 日本呼吸器内視鏡学会

理事会からの緊急報告

最終更新日:2002年10月1日 

第26回日本気管支学会総会
会 長 長田 博昭

 去る8月26日理事・監事・幹事は臨時に東京に参集し,平成14年度 第1回理事会を持ちました.審議の結果,次の重要な2点を決議致しましたので,ご報告すると共に,会員諸兄姉のご意見を伺いたく存じます.

  1. 日本気管支学会の名称を「呼吸器内視鏡学会」に変更する.
     医学会に分科会として加盟する事は本会の念願でありましたが,他の既加盟学会と名称が類似するため独自性が不明瞭と言われて果たせませんでした.既に数年来,このための名称変更が論議されて参りましたが,先の札幌では滝沢敬夫先生の基調講演で呼吸器内視鏡学会への変更が力強く提唱され,理事会・評議員会・総会でも,いよいよ実行する方向でworking groupを形成し最終検討する事が決定されました.会長・副会長を含めた8名でgroupを形成し検討した結果,頭記の様に名称を変更することが妥当かつ必要と結論しました.これを受けて今回理事会で討議しました結果,名称の変更は,なんら研究対象の変更を伴うものでなく,あくまで医学会加盟の条件を満たすためであるとの認識の上に,全員一致でこの提案を承認した次第です.各専門領域からの意見も十分出されての論議でした.
  2. 特定非営利活動(NPO)法人格を取得する.
     ご承知の様に厚生労働省は本年4月から「学会専門医資格の標榜を解禁」しましたが,その条件として学会が何らかの法人格を有していることと規定しました.本学会は任意団体に留まり,法人格を持って居りませんので,会員各位が気管支学会認定医を標榜できる様にするため,同様にworking groupで検討しました.その結果,前理事会・評議員会で示唆された「中間法人」よりも「NPO法人」の方が税務上からも承認手続きの難易度からも適当と判断しました.司法書士にもコンサルトし,法人化に伴う資産の扱い,組織構成,年間事業計画と学術総会の連結予決算,認定医認定事業,申請業務委託に要する期間と費用等を検討し,理事会に報告,討議した結果,NPO法人格取得の方向が承認された次第です.司法書士などに書類業務を依頼する場合通例4ヶ月程度で承認される様であります.
  3. 今後の検討手順
     上記1及び2に就いて,当然会員全員のご意見をお伺いすべきものと考えます.理事会では来年の総会で皆様のご賛同が得られれば,新名称でNPO法人格を申請すると共に,次年度(平成15年度)の医学会への加盟申請(例年7月期限)を行うべく,次の手順で総意を伺いたいと考えます.
    1. 会員全員に対し,本理事会決定内容とその趣旨を,会誌9月号に公示します.これが本緊急報告に当たります.
    2. 年内に評議員会を招集すべき内容ではありますが,諸事情から困難ですので,評議員会に相当するものとして9月中に全評議員へ,郵送にてアンケートを発送し,FAXで返信を求めご意向を承ります.
    3. 12月の定例理事会で,名称と法人化に関する評議員のご意向を最終集約します.評議員総数の2/3以上の返信を得てその過半数が提案に賛成の場合,理事会は賛同と判断したいと考えます.これは評議員会の決議方式に拠って居ります.そして,専門家に新名称でのNPO法人化の手続き準備開始を依頼します.但し,手続き発動は平成15年5月の総会時点での総意に依る承認を待ちます.
    4. 平成15年5月の東京での学術総会の際,評議員会に再確認を求め,総会で最終的にお計り致します.ご賛同を戴きましたら,(12月来準備しておいた申請書を提出し)新名称でNPO法人格を申請すると共に医学会への加盟(15年度)申請を行います.

 以上,各位に於かれましては,本学会の発展と会員念願の認定医標榜のために理事会決定をご検討戴きたく,ご報告かたがたお願い申し上げます.

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