日本呼吸器内視鏡学会

お知らせ

令和4年診療報酬改定結果および令和6年改定要望意見募集のお知らせ(保険委員会) - お知らせ - 日本呼吸器内視鏡学会

令和4年診療報酬改定結果および令和6年改定要望意見募集のお知らせ(保険委員会)

最終更新日:2022年6月16日 

1. 令和4年4月の診療報酬改定により本学会から要望した下記項目の保険点数が改定されましたのでお知らせいたします.

R04年度保険区分 要望書項目名 内容 改定の有無
D415-4 仮想気管支鏡による画像等検査支援 仮想気管支鏡による画像等検査支援ではガイドシースを用いるため増点あるいはガイドシース加算を要望. 【新設】ガイドシースを用いた超音波断層法を併せて行った場合は,ガイドシース加算として,500点を所定点数に加算する
K509-2 気管支肺胞洗浄術 全肺洗浄術は一般的に高度な技術と経験を要し,行える施設は限られ,術に見合った点数への見直しを要望. 改定あり
【点数の見直し】気管支肺胞洗浄術 4,800点→5,300点
       
D415-5 経気管支凍結生検法 クライオプローブの単回使用によるプローブ加算ないし増点を希望.現行ではクライオプローブ代が加味されていない. 今回の改定では認められなかった.
  胸腔内視鏡検査(凍結生検法) 胸膜の病変に対し,凍結生検装置を用い,病変を採取. 今回の改定では認められなかった.
  気管支鏡下術前肺マーキング 末梢の肺腫瘍に対し,術前に気管支鏡下術前マーキングを行い,腫瘍を確実に摘出. 今回の改定では認められなかった.
  気管・気管支ステント
増点及び複数使用への対応
病変の長さ,部位によっては気管・気管支ステントを複数個使用せざるを得ない場合がある.ステント挿入の手技を繰り返すため手技に要する時間は延長する. 今回の改定では認められなかった.

2. 診療報酬改定にかかわる要望項目の意見募集

 現在の診療報酬点数は技術料が必ずしも適切に評価されていないうえ,医療材料費の一部が保険点数に包括評価されていることから病院負担の増大を招き,医療崩壊の一因ともなっています.適切な保険診療報酬を要望することは,わが国に健全な医療体制を構築していく上できわめて重要と考えます.
 保険委員会としては,令和6年4月の次期診療報酬改定へ向けて活動を開始しております.つきましては,広く全会員に本学会に関係する保険収載要望項目についてのご意見を募っています.厚労省へ提出する書類の準備する都合によりまして,令和4年8月末日までに御連絡ください.なお,最終的に要望項目とするか否かは優先度や要望数を検討し,関係諸学会との調整作業などを要するため,本委員会に一任いただきたくご了承のほどお願い申し上げます.
連絡先: 日本呼吸器内視鏡学会事務局 E-メール: office@jsre.org
記載事項: ①名前 所属施設 連絡先 ②令和6年度改定に向けて保険収載(または増点)希望の医療技術項目 ③保険収載を要望する理由(200字程度)


日本呼吸器内視鏡学会
保険委員会
委員長 猶木 克彦

Share on Facebook Twitter LINE
このページの先頭へ