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気管支鏡説明文書(検査編)

気管支鏡説明文書(検査編)をホームページに掲載するにあたって

 気管支鏡検査および気管支鏡による治療は気道の中の操作を行いますので危険性を伴います.万が一,医療事故が起きた場合には生命にかかわることもあり,患者さんには事前に丁寧で詳細な説明をしておく必要があります.特に最近は日帰りで実施する施設も増え,患者さんは軽い検査と考えるようになっていますので,予期せぬ事態が発生すれば医療訴訟に発展することもまれではありません.全国気管支鏡アンケート調査2007によれば同意書の取得率は97%と以前に比較して格段に上がっていました.また92%の施設で何らかの説明文書を手渡していました.医療に対する厳しい社会情勢の中,当然のことであります.気管支鏡説明文書はこれまで各施設が独自の文書を作成して患者さんに手渡してきましたが,内容については様々で,記載が不十分であったり,説明不足となっているケースもあると考えられます.日本呼吸器内視鏡学会では全国で統一された内容にしたほうがよいであろうと考え,安全対策委員会で気管支鏡説明文書を作成いたしました.合併症発生率,死亡率は,全国気管支鏡アンケート調査2007のデーターを使用いたしました.文書の内容は医学知識のない一般の方にもわかりやすいことを心がけました.この文書をひな形として各施設でそれぞれの状況に応じて手を加えていただきご活用いただければと思います.説明文書は(1)〜(5)の5種類あります.(1)の「気管支鏡による検査,治療について」Q&Aはすべての患者さんにお渡しください.各検査に応じて(2)〜(5)の文書を選択してお渡しください.
 なお図の転載許可を得ていますが,手を加えてご使用の際には記載されている転載元をそのままご記入くださるようお願いします.もし,患者さん説明文書以外でご使用の場合にはあらためて転載許可をお取り下さい.
(この説明文書の内容などにつき,ご意見などがございましたら日本呼吸器内視鏡学会安全対策委員会宛ご遠慮なくお寄せください.)

平成20年6月

安全対策委員会 委員長 丹羽 宏

気管支鏡説明文書

(1)「気管支鏡による検査,治療について」Q&A(すべての患者さん用)
(2)「直視下経気管支生検・擦過細胞診,肺野末梢病巣生検・擦過細胞診(気管・気管支または肺の限局性病変である場合)」
(3)「経気管支針生検」
(4)「経気管支肺生検(TBLB;ティービーエルビー)」
(5)「気管支肺胞洗浄(BAL;バル)」

執筆者
大崎 能伸(旭川医科大学呼吸器センター,感染制御部)
佐藤 滋樹(名古屋市立大学 腫瘍・免疫内科学,呼吸器内科)
鈴木 栄一(新潟大学医学部 総合診療部)
千場  博(熊本地域医療センター呼吸器内科)
丹羽  宏(聖隷三方原病院 呼吸器センター外科)
宮澤 輝臣(聖マリアンナ医科大学内科学(呼吸器・感染症内科))

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