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学会について

理事長挨拶

日本呼吸器内視鏡学会理事長 川村 雅文

川村 雅文気管支鏡の技術は,1966年の池田茂人先生による世界に先がけた軟性の気管支ファイバースコープの開発で飛躍的な進歩を遂げました.池田茂人名誉会長を中心に日本気管支研究会が1978年(昭和53年)に創設されたのが日本呼吸器内視鏡学会の起源となります.1982年(昭和57年)には日本気管支学会と名称変更し,その後2003年(平成15年)に呼吸器関係の内視鏡全般を包括する学会として日本呼吸器内視鏡学会に呼称変更致しました.また同年より特定非営利活動法人日本呼吸器内視鏡学会として活動しています.
 平成21年度の日本医学会加盟申請で本学会が日本医学会の108番目の分科会として承認されました.
 日本呼吸器内視鏡学会は呼吸器診療に必要な内視鏡およびその関連機器と付随する薬剤等について,研究開発,普及活動および教育,安全対策,情報の収集と発信,国際協力などを積極的に行うことを使命とし,それに対応するための様々な委員会活動を展開しています.
 本学会は会員数7,021人の学会であり,年々会員数は増加しています.内科,外科のみならず気管支鏡を中心とした呼吸器内視鏡診療に携わる多くの診療科の医師が参加しています.本学会は専門医制度を有しており,現在気管支鏡専門医は2,871人(そのうち気管支鏡の教育・指導に当たることのできる気管支鏡指導医は1,528人)です.
 本学会の公式の和文学術雑誌は「気管支学」です.隔月,冊子体に加えオンラインで発刊されており,非会員の方でもJ-stageから閲覧が可能です.

 以下,会員の皆様に申し上げます.
 時代はIT技術の急激な進歩,人口動態のドラスティックな変化,顕在化した広域感染症問題などの影響をまともに受けて大きく揺らいでいます.本学会も開設から40年を超えましたが,これまで先人が築き上げてこられた土台に胡座をかくことなく是々非々で変わっていくことが求められています.
 早急に対応すべき問題としては,専門医制度の機構への迅速な移管,気管支鏡症例登録制度(レジストリー制度)の確立とその安定的な運用,支部会を含めた財政基盤の健全化とNPOから社団法人への移行,医師偏在を視野に入れた呼吸器内視鏡教育の充実,英文誌の創刊を視野に入れた国際社会への本学会独自の情報発信を考えています.これらの問題に対応すべく,理事会では委員会構成を大幅に刷新し,2名の副理事長態勢でスピード感を持ってこれらの問題に対処していく所存です.幸か不幸かコロナ禍で定着したWEB会議は参加者の時間的な負担の軽減と課題処理に要する時間の短縮を可能にしました.役員の皆様は元より広く会員の皆様のお力添えを宜しくお願いいたします.

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