理事長挨拶
日本呼吸器内視鏡学会理事長 大森 一光
日本呼吸器内視鏡学会は1978年(昭和53年)に池田茂人名誉会長を中心に日本気管支研究会が創設され第1回の会合が開催されました.1982年(昭和57年)には日本気管支学会と名称変更し,その後2003年(平成15年)に呼吸器関係の内視鏡全般を包括する学会として日本呼吸器内視鏡学会に呼称変更致しました.また同年より特定非営利活動法人日本呼吸器内視鏡学会として活動しております.
平成21年度の日本医学会加盟申請で本学会が日本医学会の108番目の分科会として承認されました.日本医学会の加盟は気管支学会の折からの命題であり,13年間連続して加盟申請をしておりましたが,類似学会の存在もあり加盟は認められておりませんでした.2003年に学会の特殊性を出すためと,日本呼吸器内視鏡学会と呼称変更などの先人の努力が結実致しました.日本医学会は『医学に関する科学及び技術の研究促進を図り,医学および医療の水準の向上に寄与する』事を目的としており,目的達成のための事業として1)日本医学会の開催,2)日本医学会シンポジウムの開催,3)医学および医療に関する情報の伝達と収集などがあります.今後医学会加盟学会としての活動に会員の皆様のご協力を宜しくお願い致します.
本学会は会員数5,650人の学会であり,年々会員数は増加しております.内科,外科のみならず多くの診療科にまたがる気管支鏡を中心とした呼吸器内視鏡を専門とする呼吸器関係の学会で,以前より専門医制度を設けており,気管支鏡専門医2,086人(そのうち指導医は1,024人)であります.
気管支鏡検査は患者の苦痛を伴い,手技の習熟が必要な上に検査時にマンパワーが必要であり,所要時間も長く他の内視鏡検査に比べて負担は著しく高い検査であります.幸い平成22年の診療報酬改正で,1,500点から2,500点に改正されましたが,超音波内視鏡の診療報酬も低く,関連検査手技料,手術料を含めて今後適正な診療報酬を得られる様に努力致します.呼吸器内視鏡に関して世間の認知度も低く,今後市民公開講座などを通じて,十分な広報活動が必要であります.
当法人の目的はより国民が高度で安心して受けられる呼吸器内視鏡医療を実現するため,診療技術の向上と呼吸器内視鏡医療の進歩と発展を通して公共の福祉に貢献する事であり,実現のために会員皆様のご協力を宜しくお願い致します.










歴代理事長一覧